■1219年(承久元年)の「大蔵幕府」の焼失後に北条義時の大倉亭が仮御所に
■1225年(嘉禄元年)に北条政子や大江広元が相次いで死去
⇒新たな御所を築く機運となり北条泰時(義時の子)が「宇都宮辻子幕府」を築く!
■公卿の九条家から迎えた藤原(九条)頼経が新御所に入って元服
⇒翌年に征夷大将軍に就任して鎌倉幕府・第4代将軍となる
■1236年(嘉禎2年)に「若宮大路幕府」に移るまで約12年間使用
■御所名となった鎌倉の地名「宇都宮」の由来
⇒下野国(栃木県)を領地にした御家人の宇都宮朝綱の屋敷がこの辺りにあったから
※宇都宮朝綱…源頼朝の重臣/源頼朝の乳母だった寒河尼の兄
■御所跡には「宇都宮稲荷神社」が残る(宇都宮朝綱が屋敷に建立した神社とも)