大河ドラマ『鎌倉殿の13人』静岡県

【山木兼隆館】平家を征する最前の一箭!「源頼朝」挙兵の地【香山寺】(静岡県伊豆の国市)

Data

築城:1179年(治承3年)?
築城主:山木兼隆?

主な城主:山木兼隆
所在地:静岡県伊豆の国市韮山にらやま山木やまき
所要時間:50分

Point

平家打倒の挙兵をした「源頼朝みなもとのよりとも」の最初のターゲット
  →1160年(永暦えいりゃく元年)に14歳で流罪となった源頼朝
  →20年後の1180年(治承じしょう4年)に「以仁王もちひとおう令旨りょうじ」を受け挙兵!
※頼朝の家臣の「佐々木経高つねたか」が最初に放った矢は『吾妻鏡』で、
源家げんけが平家をせいする最前の一箭いっせんなり」とカッコよく記されている
■最初の攻撃対象となったのが、近隣の「山木やまき兼隆かねたか」(たいらの兼隆)
 →平時忠ときただ(清盛きよもりの義弟)に仕えた平氏の一族だった
  →父とトラブルになり1179年(治承3年)に伊豆に流罪
  ※同年の平清盛の政変で、伊豆の領主が平時忠に!
       山木兼隆も復活して、伊豆の目代もくだい[現地の代官]になる
■源頼朝は「意趣いしゅ(恨み)があったため」に襲撃したという
  →軍記物では「北条政子まさこが山木兼隆に嫁ぐことになり…」という流れ
■館跡と伝わる場所は住宅街になっていて遺構は特になし
  →「韮山にらやま城」や「江川えがわ邸」から徒歩圏内
■館跡の北には山木兼隆の菩提寺の「香山寺こうざんじ」がある!

パラメーター(5段階)

防御力     ★
映えレベル   ★
知名度     ★
アクセス    ★★
その時歴史が…度   ★★★★★

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